クラウド会計 マネーフォワードの上場①

 

  横浜関内の会計・税理士事務所オリナス・パートナーズは、クラウド会計(freee、MFクラウド)の導入支援を行っております。

 2017年9月29日に家計簿アプリと法人向けMFクラウドを手掛けるマネーフォワードが東京マザーズに上場しました。公開価格を94%上回る初値を付けたということで、投資家の期待も高く、上々のスタートと言えるのではないでしょうか。

 マネーフォワードについては、家計簿アプリが有名ですが会計業界の人間としては、マネーフォワードのクラウド会計サービス「MFクラウド」に馴染みがあります。マネーフォワードが上場されたということで、会計ソフトのビジネスモデルについて考えてみたいと思います。

代表的な会計ソフト

 世の中には多くの会計ソフトがありますが、中小企業に接点があるであろうと限定して考えると、会計ソフト(財務会計分野)は大きく3つに分類できると思います。

一つは専用ソフトといわれるもので、代表的なものがTKC、JDL、MJSなどがあげられます。
二つ目はパッケージソフトと言われるもので、体表的なものが弥生会計シリーズになります。
三つ目は、最近利用者が増加しているものでクラウド会計と言われるものです。クラウド会計で代表的なものが、freeeやMFクラウドになります。

ビジネスモデル

 TKC、JDL、MJSの専用ソフトのビジネスモデルは、会計事務所・税理士事務所に対してソフトウェアを販売することを主な収益源にしています。一方、パッケージ型、クラウド型のビジネスモデルはエンドユーザーから課金することを主な収益源としています。

スモールビジネスではクラウド会計が選択肢の一つ

 これから事業を始める方々や、従業員10名以下のスモールビジネスを展開されている方には、導入のしやすさを考えるとクラウド型の会計ソフトが選択肢の一つになってくると思います。

 クラウド会計のメリットは、
・銀行口座の入出金明細やクレジットカード明細とのデータ連動により仕訳入力の手間が省ける。
・ソフトウェアの改良、機能の拡充が随時更新される。
・クラウドサーバーにアップされるのでデータバックアップが安心できる。

があげられます。

 デメリットとしては、
・手入力が多い場合はインストール型と比較すると遅い面がある

という点になります。

 仕訳の手入力が少なく、使い慣れた既存の会計ソフトがないような場合は、クラウド会計の導入も選択肢の一つになると考えます。

まとめ

 会計ソフトのビジネスモデルは、専用ソフト、パッケージソフト、クラウド会計があり、スモールビジネスではクラウド会計が選択肢の一つになります。クラウド会計の導入には、freeeの認定アドバイザー、MFクラウド公認メンバーである、横浜関内の会計・税理事務所オリナス・パートナーズにご相談ください。

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